願いを叶えるお参りの仕方
神様に「願いを叶えてもらうため」のお参りの仕方
近年では、神社に参拝される方が増えているのをご存じですか。
新たな生活様式が求められ、心が不安定になったり。
こんなときこそ、神頼み!と、それぞれの願いを強く持って参拝されると思います。
「私の願いが絶対にに叶ってほしい!」
そんなあなたに読んでいただきたい、「神様に願いを叶えてもらうためのお参りの仕方」をご紹介します。
「神社」と「お寺」手を合わせる目的の違い
そもそも「神社」と「お寺」の目的の違いとは
「神社」は、神様に願い事を叶えてもらいたい、とお願いに行くところです。
「願いが叶いますように」ではなく、誓いを立てましょう。
「○○さんと結ばれるよう、私も努力いたします。力を貸して下さい。」
の様に、「~しますように。」という希望ではなく、具体的に誓ってお願いすることが大切です。
「お寺」は、仏様に感謝をお伝えすると共に、邪を落としにいくところです。
お寺に行ったら、これまでの幸せや生きてきたことにたいして
〝ありがとうございます〟と先ずは感謝の言葉を伝えましょう。
という事で、ここで言う「神様に願いを叶えてもらうためのお参りの仕方」は、「神社」です
「絶対に願いを叶えたい人」のための祈願の仕方、参拝方法をまとめました。
毎日多くの方々がお参りに来る神社です。
全ての方の願いが神様に届く、とは限りません。
神様があなたのお願いに耳を傾け、願い事を叶えてくれるためのポイントとマナーをお伝えしたいと思います。
鳥居の「真下」で立ち止まり、一礼してご挨拶
鳥居は結界です。
神域(神様の領域)と俗界(世俗の人々が暮らしている場所)との境目に立っています。
ここで、あまり知られていないポイント!
鳥居の真下に立ち止まり、
「○○神社にお参りに来ました○○○○(自分の名前)と申します。よろしくお願いします。」
と心で唱えながら一礼し、参道へと進みましょう。
立ち止まり一礼をする位置は鳥居の真下です。鳥居の手前ではなく真下です。
前述したように、鳥居は結界です。
その真下で立ち止まることで、自身が浄化され神域に入る準備が整います。
神様へのご挨拶をすると共に、身を整るために鳥居の真下で立ち止まることが大切です。。
マナーとして、
鳥居の真下で立ち止まる位置、参道を歩く位置は端の方です。真ん中は避けましょう。
参道の中央は神様の通り道です。邪魔をしては失礼です。
鳥居の真下の端の方で立ち止まり、参道を歩く時も端を歩くよう心がけましょう。
お賽銭を入れる時は、1円玉や5円玉を複数枚
大きな音が立つように
参拝する前にお賽銭を入れますよね。
ここでポイント!
お賽銭を入れる時は大きな音を立てましょう。
50円玉、100円玉、500円玉を一枚入れるよりは
それを1円玉や5円玉に両替して、複数枚の硬貨を手に握り、
なるべく大きな音を立ててお賽銭箱に入れてください。
音という漢字は、「日に立てる」と書きます。
音は立てないといけないのです。
お賽銭で大きな音を立てて入れたら、鈴を鳴らしてください。
鈴は魔よけの力があると言われています。
神様にお願いする前にお賽銭と鈴の音を鳴らすことで、2つ良い事が起こります。
- 霊が逃げる(音が嫌いなので)
- 神様が「何だ?」と願い事を聴きに出てきてくれる
たくさんの方々が参拝される神社です。
自分の願いに神様が耳を傾けてださいます様、ぜひ準備をしてお参りください。
マナーとして、お参りする際には「二礼二拍手一礼」の作法もお忘れなく。
- 1.二礼 ー 神様の前に進んだら姿勢を正しくして、2度礼を行います。
- 2.二拍手 ー 胸の前で1度両手を合わせ、2度手を打ち鳴らします。
- 3.祈り ー 手を合わせてお祈りします。
- 4.一礼 ー お祈りが終わったら一礼。
ひとつひとつの所作は、心を込めて願い事が神様に伝わるよう、丁寧に行いましょう。
※多くの神社では二礼二拍手一礼が正式とされています。
しかし、神社によっては違う作法で行う場合もあります。
特別な作法がある神社では、境内に参拝方法が掲示されていることも多いので、
参拝の前にチェックしておくといいでしょう。
願い事は1つ。22秒以内に納まる様まとめることが大切です。
人間は欲張りです。
たくさんの願いを1回の参拝で叶えてほしい、と思う気持ちもわかります。
ただ神様も、たくさんのお願いを長い間聴いてくれるわけではありません。
鈴やお賽銭で音を鳴らした後、
霊が逃げ、「何の願い事だ?」と神様が出てきて、願いを聞いてくれる音の効力は、約22秒間です。
この約22秒間のうちに、自分の名前と叶えたい願いを1つ伝えることが出来る様にまとめましょう。
「でもやっぱり、もう1つお願いをしたい!」という時。
そんな時は、最初のお願いが終わった後、一度、鳥居の外に出て一礼をしてください。
そしてもう一度、新たに鳥居の真下でごあいさつをし一礼をすることろから始めます。
また、参道を通って次のお願いをすれば、神様は聞いてくださいます。
つまり、鳥居の中に入ってから鳥居の外に出るまでの間の、願い事は1つだけです。
この事を守りましょう。
知っておくと、いくつでもお願い事を、神様にしっかりと伝えることが出来ますよ。
ここで忘れていただきたくないのが、参拝後、鳥居の外に出た後に、振り返り社殿に向かって一礼をすることです。
「神様の領域にお邪魔させていただき、失礼致しました。
おかげ様で参拝を無事終えることができ、ありがとうございました。」
という心を込めての一礼です。
自分のお願い事を聴いていただいた神様に、しっかりと感謝の心を伝ることが大切です。
願いが叶う手の合わせ方。合わせた手の指先を真上に向けて。
神社を参拝する時は、手を合わせ合掌をします。
「願いが叶う手の合わせ方」
両手を合わせ、指先は真上に向け手を立てて、願いを心で唱えてください。
手を立てると、両脇が開きます。
両脇から体が抜け、念じている願いが通り、神様に届くのです。
体や心が弱っていたら、
手を合わせたとき必ず親指をクロスしてください。
親指をクロスする = 自分の体に悪いものが入らないよう守る
これが親指をクロスする意味です。
様々な願いを叶えたいと、神社には多くの方が参拝されますが、
その中にはお悩みや苦痛を抱えた方々も多くいらっしゃると思います。
体の病を解決したい、苦痛から解放されたい、
体だけでなく、心に大きな傷を負い癒されたい、
そうでなくても、病み上がりや心が少し覚束ない状態で参拝される方もいらっしゃることでしょう。
そんな中、願いをもって参拝に来られたみなさまの為の
自分自身をおまもりいただく合掌のやり方です。
神聖な神の領域とはいえ、霊もみなさんのお悩みを聞きに来ています。
体や心が少しでも弱っていると感じる時には、
親指をクロスして手を合わせてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
以下、もう一度ポイントをまとめました!
①「願いが叶いますように」ではなく、誓いを立てましょう。「
○○さんと結ばれるよう、私も努力いたします。力を貸して下さい。」の様に、
「~しますように。」という希望ではなく、具体的に誓ってお願いすること
②鳥居の真下に立ち止まり、
「○○神社にお参りに来ました○○○○(自分の名前)と申します。よろしくお願いします。」
と心で唱えながら一礼し、参道へと進む。
③お賽銭を入れる時は大きな音を立てる。
50円玉、100円玉、500円玉を一枚入れるよりは、
それを1円玉や5円玉に両替してたくさんの硬貨を手に握り、
なるべく大きな音を立ててお賽銭箱に入れる
④約22秒間のうちに、自分の名前と叶えたい願いを1つ伝えることが出来る様に願いをまとめる
⑤両手を合わせ祈る時に、手の指先は真上に向けて、両脇は開く。
⑥体や心が少しでも弱っていると感じる時には、合わせた手の親指をクロスして。
難しいことは1つもありませんが、少し準備が必要です。
みなさまの願いが叶い、人生が豊かなものになりますよう
「願いを叶えるお参りの仕方」を実践してみてくださいね。
記事監修/のん・徳雲
導師。預言者。全国各地にて講演、説法を開催。
のん・徳雲のお経を聞いた人には不思議なことが起こる、と口コミで拡がり
国内にとどまらず、海外からのオファーにも応えている。
現在でも、のん・徳雲の元を訪れる人は後を絶たない。
上の世界にいらっしゃる2664名の神々と通じ、全国各地にて様々な導きを説く。
現在まで、のべ数千人以上の苦痛・お悩みを解決し、
科学的には説明のつかない、のん・徳雲の療治に多くの喜びの声をいただいている。