地獄と天国の真実をお話します／のん・徳雲のひとりごと

 

 

プロローグ

 

地獄と天国が本当にあるかどうか、確かなことは誰も知りません。

ところが、不思議なことに多くの人がその存在を信じています。

世界には、様々な宗教、キリスト教の人も、イスラム教の人も、仏教の人もいますが、

みんな天国と地獄の話をします。

 

なぜでしょう？

 

長い人類の歴史の中で、

「地獄と天国を見た人が存在するから」

であると、のん・徳雲は語ります。

そして、それは、彼と同様に、ごくごく少数の特殊な能力を持つ人間であるそうです。

 

今回、地獄と天国に関して、興味深い話を聞かせてもらいました。

 

聞き手の私も、いろいろな地獄についての話を聞いたことがありますし、

昔は、世界の拷問の歴史に関しても興味を持ち、書籍を何冊も読んだ経験がありますが、

のん・徳雲の地獄のお話は、臨場感に溢れ、

背筋が凍るというよりも、心が辛くなる、そんな芯からゾッとする世界観が、そこにはありました。

死んだら終わり、なんて考え方をすると、とんでもない事になるかもしれません。

 

それでは、ここからは、のん・徳雲の語ってくれた「地獄と天国のお話」をご紹介いたします。

 

 

宇宙という拡がりの中に存在する「地獄」という世界

 

 

宇宙を創っているのは「真真空（ましんくう）」です。

「真真空（ましんくう）」の意志が拡がった分、宇宙が広がっています。

それは、米粒1つほどの大きさ。

その中に「意志」があって、その豆粒ほどの意志によって宇宙が創られています。

 

そして、地獄というのは存在します。

 

地獄に行くようなことをして、

地獄に行った人間は、２度と人間には戻れません。

 

地獄というのは、宇宙に存在します。

地獄行きになった人は、その宇宙が拡張した外側の生贄みたいなものとなってしまうんですね。

宇宙が広がる全てのものに対する生贄の様な。

宇宙の端っこに地獄があります。

 

地獄というのは、死んだ方が楽な状態です。

だけど絶対に死なせないし死ぬことが出来ない、それが地獄です。

 

 

五感に対しての死にたくなるほどの苦痛・辛さ

 

 

 

人間が死ぬ前に持っていた五感＝視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚

この五感に対しての、死にたくなる程の苦痛・辛さしか地獄にはありません。

 

汗をダラダラたらしながら、なにかを飲みたい、何かを食べたい、でも食べることが出来ない。

だから舌だけが伸びていく

 

触らせない、一切。

 

物を確認したい、お茶という瓶を確認したい、コップを確認したい、でも確認できない。

だから爪だけが伸びていく

 

音を聞きたい、音楽を聴きたい、落語を聞きたい、でも聞けない。

だから耳だけがどんどん大きく重くなる

 

匂いを嗅ぎたい、でもかげない、鼻だけが出ていく。

 

なんとか体を動かして、何かに触れようとしても、絶対に触れさせない。

「死にたい」「いっそ殺してくれ」と叫んでも絶対に死ねない。

そして、死ぬ場所がない。

 

ただ、死んだ方がましだと思うほどの苦しみと辛さを感じたまま、

宇宙の端の無重力の中を、グワ～ン、グワ～ンと彷徨うだけしかできない。

 

それが地獄です。

 

辛いよね。苦しいよね。

でもそれが地獄という世界です。

 

本当に怖いからね。

死にたくても死ねない怖さ、って。

宇宙の端っこをずっと回される。

寒いし死にたい、満たしてくれることは決して無い五感からくる欲望・欲求を我慢させられ

汗はダラダラ、

どんどん爪は伸びてくる、そして爪も絡まって動かなくなる、

舌ものびて重くて辛い、目も飛び出て鼻も出てくる、耳も大きく・・・重い、辛い。

 

絶対何にも触れさせない。

死にたい死にたいと苦しんでいる、けれど死なせない。

 

それが地獄です。

 

昔からの地獄絵で、

目が飛び出ていたり鼻が出ている、耳がジャンボになっている、舌が伸びている

そんな描写があると思いますが、

それは、私みたいな上の世界の神々の皆さまと通信できる力を持つ人間が

地獄を見せていただいて、神様から命を受けて書いているのです。

遥かむかしの時代に、私と同じような役割の人間がいたのだなぁと、理解しています。

 

 

地獄に行く人とはどのような人なのでしょうか。

 

 

さて、ではどのような人間が、地獄に行くのでしょうか。

 

人はそれぞれ、千差万別な人生を歩んでこられます。

地獄に行く人はこんな人、とは申し上げることが出来ません。

 

ただ、皆さんが想像する「地獄に行く人」とは、

少し違う観点で、私の知る範囲でお話をすると、

 

「詐欺で人を騙して、人を死に追いやってしまった」

「騙してお金をむしり取り、一家心中をさせた」

 

実際、自分の手を下して人を殺してはいませんが、

人に死を決意させるほど追い詰め、命を奪ってしまうほどの苦しみを与えています。

これを、上の世界の神々はよーく見ていて、殺人より重く裁かれる、という事です。

 

皆さん、安易な気持ちで人を騙さないでください。

自分には、そんなつもりは無くても、人を追い詰めてしまっていることがあるかもしれません。

現在生きている世界では、苦しみや辛さを味わうことが無いとしても、

その後に、辛く苦しい永遠の時が待っていると考えると、

人を騙したり詐欺行為をする事は、絶対にしない方が、あなたの為です。

 

 

「天国」という場所について

 

 

天国のことについても少し教えましょう。

名誉の世界、皆様がおっしゃる「天国」という場所は、存在します。

 

そして、そこには山があります。

山といっても天国の山は、高さ１００キロ以上。

途方もなく高い山です。

 

そして、山といっても土の山はありません。

綺麗な石、ガラス、鏡で出来ています。

 

次に女性になると決まっている方は、その山を見上げます。

反り立つ山を偉大であると見上げ、

また、宝石のような綺麗な石やガラス、鏡などキラキラしたものが好きなものとして、

天国で組み立てられるのです。

 

男性は谷におちて、勇気と力をもらいます。

谷におちると、銀と青の色、海の底のような谷底から空気が出ていて、

その体を浮かすように、下から空気が体を支え、

一気に山の上へと身体を噴き上げ、

その空気が鳥の様に体を飛ばして、山全体の景色を優雅に見せてくれるのです。

 

そして、「風呂の松」

これが本当に気持ちの良いものです。

山には「風呂の松」の松林があり、松がお風呂の役割をしてくれます。

松の木の下に行くと、たくさんの枝からシャワーみたいなものが「シュワシュワワー～」と出てきて、

私たちに浴びせ、綺麗にしてくれます。

「あ～、気持ちいい」と思わず声がこぼれてしまうほどの気持ちよさです。

 

本当に地獄とは比べることが出来ないほど、

穏やかでな世界です。

 

他にも食事や、風景など語れることはございますが、

それはまた今度。

 

 

エピローグ

 

 

のん・徳雲の語る「地獄と天国のおはなし」いかがでしたでしょうか。

 

とても不思議でいて、具体的な描写に、

私は、のん・徳雲のお話を、もっともっと聞きたくなりました。

そして、こんなことを感じました

 

現世といわれているこの世界で、全く何事もなく命を終えたとしても、

本当に悪いことをした人間には、亡くなった後にこんな地獄が待っているのか、と思うと

人を騙したり、死に追い込んだり、

そんなつもりは無かったとしても、いじめや脅しと相手に感じさせてしまったり、

そこまででなくても、やはり、人に対して悪いことはしてはいけないなぁ、と心から思います。

地獄とは本当に怖い世界だと感じたから。

 

また、もし、自分が酷いことをされ、復讐をしてやりたい、という感情に支配されそうになっても、

酷い事をした当人のことは、上の世界の神々が見てくださっていて、

亡くなった後の世界でこんな地獄が待っていて、

死にたくても死ねない世界から２度と抜け出せず、ましてや人間には戻れず永遠に彷徨うんだ、

と思うと、自分が手を下したり、心を乱したりすることは、必要のない事だなぁ、とも感じました。

 

私も含めて、地獄や天国を実際に見たことはありませんので、

「信じられない」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

 

「地獄も天国も本当にあります」という言葉を、、信じるも信じないも皆さんの自由です。

 

ただ、死後の世界の存在を考えたり、知ることで、

今生きている世界での自分の行いを正したり、心を穏やかにすることが出来たら、

素敵なことですね。

 

【インタビュー・編集／石塚有記】

 

 

記事監修／のん・徳雲
導師。預言者。全国各地にて講演、説法を開催。
のん・徳雲のお経を聞いた人には不思議なことが起こる、と口コミで拡がり
国内にとどまらず、海外からのオファーにも応えている。
現在でも、のん・徳雲の元を訪れる人は後を絶たない。
上の世界にいらっしゃる2664名の神々と通じ、全国各地にて様々な導きを説く。
現在まで、のべ数千人以上の苦痛・お悩みを解決し、
科学的には説明のつかない、のん・徳雲の療治に多くの喜びの声をいただいている。