注連縄（しめ縄）の白い紙＝「紙垂（しで）」の本数の意味

ご自宅や会社の神棚に、注連縄(しめ縄)を用意して飾った経験はありますでしょうか。

注連縄(しめ縄)についている御幣(ごへい)のことを「紙垂(しで)」といいます。

この紙垂(しで)の本数は、神社によって違います。

実は、この注連縄(しめ縄)についている「紙垂(しで)」の本数には意味があるのです。

その意味を理解した上で、神棚には、ご自身の家や会社の願いに副った本数をご準備ください。

紙垂（しで）　３本の意味

紙垂（しで）が３本の場合は

この３本の白い紙が、「現在・過去・未来」を意味します。

「ご先祖様、現在、そして未来へと代々続きますように」

と神様に願いたい場合は３本の紙垂（しで）をご用意ください。

紙垂（しで）　４本の意味

紙垂（しで）が4本の場合は

この4本の白い紙が、「四方＝東西南北」を意味します。

「人が四方からたくさん来ますように」

と、たくさんの人々が来ることによって満たされる職業の方、

例えば、弁護士の方や医者、保険の外交員などの職についていらっしゃる皆さんは、

４本の紙垂(しで)をご用意ください。

紙垂（しで）　５本の意味

紙垂（しで）が５本の場合は

この5本の白い紙が、「五感＝視覚・嗅覚・聴覚・味覚・触覚」を意味します。

「五感を司る部分が必要な職業の方」

例えば、芸能人や音楽家、アスリートの方々は、

5本の紙垂(しで)をご用意ください。

紙垂（しで）　６本の意味

紙垂（しで）が6本の場合は

この6本の白い紙が、

仏教の言葉で、感覚や意識を生ずる６つの根源

「六根＝眼・耳・鼻・舌・身・意」を意味します。

「六根清浄・・・人間に具わった六根から起こる欲望を断ち切って、清らかに」

と願う時に、6本の紙垂(しで)をご用意ください。

病人の多い家や家系の方は、この様にお願いをすると良いと言われています。

紙垂（しで）　7本の意味

紙垂（しで）が７本の場合は、

この７つの白い紙が、「首の骨」を意味します。

人間も、キリンもゾウも、動物の首の骨は７つです。

７つの骨で出来ている首をひねるようなこと　＝　困ったこと・トラブル

が多くて困っている家庭、会社の神棚には７つの紙垂（しで）をご準備ください。

困ったこと・トラブルが減ります。

紙垂（しで）　８本の意味

紙垂（しで）が8本の場合は

この8本の白い紙が、「八つ手」を意味します。

「八つ手で小銭を集める」

という意味から、小売業を営んでいる方は、商売繁盛を願い、

8本の紙垂(しで)をご用意ください。

まとめ

神棚はとても神聖な場所です。

しきたりやマナーも、もちろん大切なことですが、

紙垂(しで)の本数の意味を理解した上で、

ご自身の家や、経営されている会社、営んでいる事業の願いに副った紙垂を用意し、

神棚に向かって手を合わせ、繫栄を祈願いたしましょう。

記事監修／のん・徳雲
導師。預言者。全国各地にて講演、説法を開催。
のん・徳雲のお経を聞いた人には不思議なことが起こる、と口コミで拡がり
国内にとどまらず、海外からのオファーにも応えている。
現在でも、のん・徳雲の元を訪れる人は後を絶たない。
上の世界にいらっしゃる2664名の神々と通じ、全国各地にて様々な導きを説く。
現在まで、のべ数千人以上の苦痛・お悩みを解決し、
科学的には説明のつかない、のん・徳雲の療治に多くの喜びの声をいただいている。